JIPDEC・平成20年度 「個人情報の取扱いにおける事故報告にみる傾向と注意点」
7/7付けで、JIPDECから当該報告が出されている。
細かなデータが示されていないので、事由は判然しないが、興味深いデータが掲示されている。
Pマーク付与事業者の事故で、JIPDECが直接審査している事業者と、指定機関が審査している事業者での、前年との発生比率が大きく異なっているのである。
JIPDEC: 事業者数 465社 → 353社
事故件数 1,250件 → 945件
指定機関: 事業者数 155社 ⇒ 234社
事故件数 239件 ⇒ 331件
認定社数の違いはあるが、片や減少、片や増加の理由は何なんだろうか。
事故原因は、相変わらず、漏洩がトップで61%、次が紛失で24%である。
漏洩の中でも、郵便やFAX、メールの誤配達(送信)が45%(全体の)を占める。
指定機関に報告が上がったものでは、紛失が37%、誤配達(配信)が30%と、理由の比率が異なっている。
業種による差異が生じているのだろうか。
やはり、従業者の意識に問題があることを如実に示しているのが、携帯電話の紛失が全体の1/4を占めていることだろう。
ストラップを付け、ロックを掛ければ、問題が解決できるのに、と残念でならない。
メールのミスも多い。
余りにも慣れ過ぎているのが原因だろう。
採用時の基礎教育の場で、口うるさく言うしかない。
送信を押す前に、「指差し確認」を励行させれば、7~8割は解消できる。
Winnyもマニアには、捨て難いものなのだろうか。
以前、自宅のPCのWinnyチェックをさせたら、拒否してきた者がいた。
自分は自宅で仕事をしないから、その必要はなかろう、と。
まだまだ、危機意識が低いのかも知れない。
三菱UFJ証券のような不正防止のためには、内部統制をより強化する必要がある。
Pマークを取得しているから、と安心してはいけない。
日々の努力を怠らずに。
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